実習生の声

龍馬看護ふくし専門学校生の施設実習の感想

実習生:A・Hさん(龍馬看護ふくし専門学校 子ども未来学科)
実習期間:平成29年5月15日(月)~26日(金)
タイトル:くすのき園での実習を終えて

実習が始まる前は、利用者さんときちんとコミュニケーションを取ることができるかや、介助、そして支援ができるか等、様々な不安がありました。実習が始まった最初の頃、職員さんたちの行動、言葉がけを観察しました。個人に合った話し方をしたり、話すスピードを変えたりと、工夫をしているということが分かりました。耳が遠かったり、たくさんのこだわりを持っている利用者さんと接するのは、不安がありましたが、職員さんの利用者さんへの関わり方を見たり、教えて貰ったことを活かしながら接していくと数日で不安は無くなり、反対に接することが楽しくなりました。2週間実習を行なってみて、大変なこともありましたが、障害のある方ともっと関わっていろいろなことを知りたいと思いました。散歩に行ったり、歌ったり、手遊びをしたりと、とても楽しかったし、着脱や排泄、食事の支援をするにあたっても、毎日新しい気づきや学ぶべき点がありました。今回の実習で、学んだことや教えてもらったこと、そして反省点や体験したことを忘れることなくしっかりと将来に活かしていきます。実習をくすのき園で行うことができ良かったなと思います。
職員の皆様、利用者の方々、今回実習で貴重な体験、たくさんのご指導ありがとうございました。



実習生:Y・Hさん(龍馬看護ふくし専門学校 子ども未来学科)
実習期間:平成29年5月15日(月)~26日(金)
タイトル:くすのき園での実習を終えて

今まで私は、障害者のことを理解しようとすることが無かったのですが、2週間くすのき園で実習させていただくうちに、利用者さん一人ひとり個性があることに気づきました。重度の方は、話すことができない人もいるのですが、自分の意思はしっかり持っていて話はできなくてもこちらから関わろうとするとだんだん心を開いて下さっているのが分かり、利用者さんと関わるのが楽しく感じました。
また職員さんが利用者さんや保護者の方の意思を大事にしていて、利用者さんの気持ちになって考えている姿を見て、すごくやりがいのある仕事だなと感じました。2週間学んで気づいたことなどこれからもっと勉強していきたいと思います。
2週間ありがとうございました。



くすのき園実習の感想

実習生:井関 基臣
実習期間:平成25年6月3日(月)・6日(木)西棟、7日(金)東棟
タイトル:障害理解

最初は、くすのき園職員の皆さんの利用者さんとコミュニケーションの取り方を見て、どうしてこんなふうに声を掛けているのだろう、なぜこんな事をしているのだろう と不思議に思う事もありましたが、実習の時間が経過するにつれ最初の疑問が解決していきました。
職員の皆さんは利用者さん達と朝、昼、晩、深夜、食事、入浴、排便、レクリエーション等々沢山の時間を一緒に過ごし接する事で多くの情報を得て理解し、個性豊かな利用者さん達に上手くあわせたコミュニケーションを取る事ができているのだという事が良くわかりました。
自分は今まで利用者さん達のことを第一印象や障害名などで簡単にイメージ作りしてなんとなく相手の事を分かっているつもりになって接していたのだと気付きました。
職員の皆さんが表情や言葉でのリアクションの極めて少ない利用者さんに対してもたくさん声を掛けていたり、皆で輪になってボール遊びをしているとき輪に入る事ができない利用者さんにもボールを持たせてあげたり、紙芝居の途中に色んな質問をしてあげたりと、利用者さんに対しての多くの気配りが見られ、とても勉強になりました。
また、目の不自由な利用者さんや歩行が困難な利用者さんの歩行介助を職員さんが他の利用者さんにお願いすると誰も嫌がらず、むしろ嬉しそうに気持ち良く介助している姿や独楽まわしが得意な利用者さんが一生懸命手乗り独楽を教えてくれて出来た時にすごくよろこんでくれた姿を見て、多くの利用者さんが何か自分に出来る事で人が喜ぶと嬉しいと感じるのではないかと思いました。
今回の実習で、利用者の皆さん一人一人がとても個性的であり、今まで自分が思っていたよりもはるかに色んな事を考えているという事を知りました。
利用者さん達と関わりを持つときに大事なことは障害名や第一印象などで単純にその利用者さんのイメージを作らない、利用者さんの表面的な言葉や表情以外の部分にも目を向けていくようにしなければいけないと思いました。

くすのき園職員の皆様ご指導いただきありがとうございました。